分析と妄想

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Ⅷ 力 :タロットカード 大アルカナの女オタ的解釈

はじめに

8 力。ペルソナシリーズだと「剛毅」の和訳を採用していてこっちかっこいいよね。とくに3のコロちゃんはほんとよかったよね。

 

7が自分自身のあふれる力を律するカードなら、8は他者の力を律したり操ったりするカード。

まずは図柄を見てほしい。

図像から見る可憐な猛獣使い

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花かざりをふんだんにまとった白いドレス(白は神聖さをしめすそうな)の乙女と、ライオン。

「力」「剛毅」なんて名前なのに、この乙女。そして乙女は魔術師と同じインフィニティのしるしを頭上に持っており、ライオンの頭を…口を… 閉じさせてる、開かせようとしている、なだめている、のかは、「愚者」と同じくその時々の解釈によるとしていいと思う。乙女はうっすらと笑みを浮かべていて恐怖を感じている気配はない。それどころか、ライオンはしっぽを股の間にはさみこんでしまっている。

ただごとじゃない状態なのは伝わるだろうか。

ライオンを手なずけている、おびえさせているかもしれないこの状況が「力」の名前を持つカードなのである。

 

戦車は自分自身の力を律するカードで、「力」は自分のものでない大きな力のコントロールをする、猛獣使いのようなカードである。相談者自身がこの乙女なのか、ライオンなのかで問題解決のための解釈が大きく変わる、一枚でけっこうドラマ性のあるこれもわりと好きなカード。

 

以前占いでご夫婦の問題を占った際に、奔放な旦那さんに悩む奥様へのアドバイスとしてずばりこのカードが出たことがある。うまいことあやつったれってことですね。

 

なおこの、ライオンの口元に手を添えている理由、単によしよしなでなでではなさそう、というのはわかる。解釈の一つとしてはエリクサーの材料にするために肝を取り出そうとしているというものもあるらしいけど… この乙女どんだけなの。全アルカナ中、なんというか最強キャラは彼女なのでは。

まとめと予告

「力」の意味のペアである戦車、力を経て、次はシーズン1のまとめである「隠者」、「運命の輪」へ。